読み手に伝わり、購入や申込みなど行動を起こしてもらうために効果的な訴求ポイント。訴求の文章を書くうえで、必要な考え方のコツをまとめました。
昔から効果のある広告のアピール
- 情に訴える:愛情、好意、友情など
- 欲に訴える:お金で買えるあらゆるもの
- 不安に訴える:手に入れたいものが得られない不安、今あるものを失う不安
- 義務感、自尊心、プロ意識に訴える:自分が直接得をすることではなく第三者に良いこと
※ポイント:買い手にとって一番良いことに焦点を当てる(売り手にとって一番良いことではなく)
事実(可能性)を伝えることが大事であり、果たせないような約束(成果を保証)はしない。
(例)「収入アップする」 × → 「収入アップにつながる」◯
成果アップにつながる効果的な訴求ポイント
- 収入を増やす
- 仕事やビジネスで成功する
- お金を節約する
- 退職後の生活の安心(老後の安心)
- もっと健康に
- 脂肪を減らす
- 医療対策
- もっと余暇を
- 家事をもっとラクに
- 心配から解放される
- 快適さ
- 名声(人気者になりたい、注目されたい)
- 周りに差をつける
説得力のある具体的な訴求ポイントを必ず見出しに入れる。
※ターゲットと商品に合う訴求でないと効き目がない。
訴求を書く時の考え方
「どう言うか」よりも、「何をいうか」の方が重要。
ひねりをきかせたり、「上手いこと言うね〜」と感心するような凝ったものよりも、シンプルで基本を押さえたわかりやすい文章の方が良い。
伝えたいことを長々と書いた文章の後半に入れるのではなく、事実は真っ先に伝える(ストレートに最初に書く)。
最悪で無意味な訴求とは
最悪な訴求は苦情の来る広告ではなく、反応の全くない広告。
パッと見て理解できない見出しやキャッチフレーズ:イライラする、不快感、反感を覚える
↓
(重要)慌てず、成果を調べる
客観的事実=実際に売れているかどうか
反感を買って、イメージが下がるのは良くないが、苦情はどんな広告でも多少発生するもの。反感を買うのは気づいてもらえている証拠。
最も成果のでない訴求は気づいてもらえないこと。
一般論ではなく具体的な訴求
× 「確かに」と思えるような、選び抜いた言葉で見栄えの良い「良さそうな」もの
○ 具体的に例を示して、はっきりと情報を書き示したもの
どううまく言うか、よりも何を言うかの方が重要
本「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」ジョン・ケープルズ著を参照しています。