自己肯定感どころか自己受容ができず、生きづらさを感じていました。こんな自分はイヤだ、変わりたい、前向きに夢や目標に向かって生き生きと毎日過ごせる人になりたい、と思っていました。
自分を嫌いなままだと前向きな思考をするのは難しく困っていると、なぜその自己嫌悪が生まれたのかについて向き合ってみた方が良いのではないか、と親しい人から助言をいただきました。
しょうもない自分の過去なんてどうでも良くて、マシな自分になるために現状を変えて未来に向かわなくてはならないと焦りを感じていたので、過去をどうにかするなんて思ってもいなかったことですが、その時ちょうど心身ともに不調だったので、素直に助言を受け入れることにしてみました。
臨床心理士のカウンセリングを初めて受けてみた
臨床心理士の方のカウンセリングを45分受けてみました。初めてお会いするカウンセラーさんに自分の状況を説明しながら、何に困っている状況なのか、どうしてカウンセリングを申し込んだのかなどを伝え、これからどういう風に進めていきましょう、というお話をしてもらいました。
45分は正直あっという間なので、1回のセッションで何か解決はしません。もちろん1回でどうこうなるもんだとも思っていませんでしたし、初めてのセッションで信頼できそうな方であれば継続して次も受けてみようと思っていたので、次回も申し込みました。
カウンセラーさんに伝えた自分の悩み
- 何があったわけでもないのに泣くことが止められない
- 夢や目標が思い浮かばない
- 前向きになろうと何か取り組んでも実行・継続できない
- 定期的に自己嫌悪に襲われ落ち込む
- 自分に自信がなく、人から話しかけられても逃げたくなる
- 自分は価値のない人間だと思ってきたので、ほめられても困ってしまう
- いつも疲労感と焦燥感がありしんどい
- ネガティブな態度がひどく一緒に暮らす家族に悪影響を及ぼしている
カウンセリングを受けるまでの状態
ポジティブな思考が持てるようになりたいと思い、いろいろ人にすすめてもらう本や名著と言われる自己啓発の本も読んでみたり、勉強会やセミナーに参加してみたり。こんな考え方ができるようになりたいなぁ、と思うものの、私の頭上にはどんよりと重たい雲が覆ったまま。
自分を嫌いなままだと前向きな思考をするのは難しいです。言葉の力は強いからネガティブな言葉は発してはいけない、と言われると、困ったものです。だって思ってもないポジティブなことを言えっつったって簡単にはできません。アファメーションをやってみようにも、全く信じられていない嘘を並べて言うのも苦しく、違和感でしかありませんでした。
自分が好きなことややりたいことも思いつかず劣等感しかなく、誇れる仕事もなく、今何をしているのか?など聞かれると困るため、人との会話を避けてきました。
自己嫌悪・自己卑下はどこからきたのか?
カウンセラーさんに私の生育歴を話すことで、「現状の困っている部分はどうやって形成されたのか」その経緯を紐解いていきましょう、それによって自分との付き合い方が見えてくる、というようなことを説明してもらいました。
自分が仮説として考えている自己嫌悪の原因はいくつかあります。
- 友人があまりいなかった(親友と呼べる人はできたことがない)
- 親とのコミュニケーションにずっと難しさを感じていた
- 学歴も職歴も実績もなにも誇れるものがない
私が人に期待する愛情や友情が与えられないのは私が与えられるに値しないからだ、夢や目標が描けずなにも達成してこなかったのは自分が欠落した人間だったからだと自分を納得させていました。
自分はどうなりたいのか
- 自己卑下しない人になりたい
- 明るく前向きな発言ができるようになりたい
- 夢や目標を描けて毎日楽しく生きれるようになりたい
自分の思い、感情、考えを言葉にするのはあまり得意ではありません。ですが、今までうんざりしていた自分から、周りの人の力を借りて、今は前に進めると信じられていいます。
すぐに2回目のカウンセリングがやってくるので、今考えていることや感じていることはだんだん変わっていくでしょうから、現時点での記録を残しておきたいと思い記しました。