パスポート更新手続きに必要なもの(残り期間いつから更新・本人確認書類・料金・かかる時間)

パスポート更新は期限切れ1年未満から 備忘録

半年後に切れるパスポートを持って、市役所に10年パスポートの更新に行きました。滅多にしない更新手続きなので、情報を調べて行ったつもりが、いくつか手間取い、不要なお金を払ったり、写真を取り直したりしたので、必要書類の情報と手続きにかかった期間・費用を記録しておきます。

パスポート更新は残り期間いつからできるのか?

パスポートの更新は残り期間が1年未満になった時から行うことができます。私は有効期限が半年残っていた状態で更新に行きました。

残り期間がたっぷりある状態で更新に行くと、元のパスポートの残っていた期間は消えて、更新したところから新たな有効期限が始まります(少しもったいない気持ちになりますがやむ終えません)。

パスポート更新、残り期間が一年以上前の場合は?

調べたところによると、1年以上パスポートの残り期間がある場合でも、切替ができる場合があるそうです。 長期出張や海外赴任、留学などの事情で必要な場合、一年以上前でも対応してもらえることがあるそうなので、地元のパスポートセンターに問い合わせてみると良いようです。

パスポート更新はどのくらい時間がかかる?

パスポート更新は書類さえ揃っていれば、すぐできるかと思いきや、すぐはできません。パスポート更新の即日発行もありません。

通常、役所の8営業日(土・日・祝日、年末年始を除く)となっています。一部街中の市役所が申請先だと、6営業日でできる場合もあるようです。申請する役所によって違うので、急いでいる場合は、まず1番に自分のエリアの役所に確認するのがおすすめです。

ちなみに、申請受付は平日のみですが、受け取り(交付)は週末も開いている役所もあります。

パスポート更新手続きに必要なもの

パスポート更新に必要書類、私が行った広島県の役所はこちらでした。
パスポート更新必要書類広島県

①申請書
②戸籍抄本(個人事項証明)または謄本(全部事項証明)
③写真(3.5cm×4.5cm)
④今あるパスポート
⑤住民票の写し
⑥本人確認書類

市役所でもらう案内には上記の6点が挙げられています。しかし、②⑤が自分の場合は不要でした。

パスポート更新の持っていったのでいらなかったもの

細かい説明を読まずに、私は全ての6点をパスポート更新に持っていくものだと思って、揃えて持って行きました。しかし、私の場合は②戸籍と⑤住民票が不要でした。

なぜなら、パスポート更新時にまだ有効期限内のパスポートを持っている場合、戸籍は必要ありませんでした(ただし、氏名や本籍の変更がある場合は必要になるようです)。

さらに、住民票も、住民登録している市(町)で更新手続きする場合は、必要ありませんでした。

この不要な2点に発行手数料数百円を費やしてしまいました。ちゃんと細かい説明を読んでおけばよかったです。

つまり、パスポート更新手続きを自分の住所のある役所に行く、そして氏名や本籍に変わりがないなら、必要なものは4点のみです。

(1)申請書
(2)写真(3.5cm×4.5cm)
(3)今あるパスポート
(4)本人確認書類

(3)と(4)は同一なので、実質は3点のみ必要となります。

パスポート更新の持っていくもので失敗したもの

私が持って行った書類の中で失敗したのは写真です。写真は、免許更新の時に撮ったものを持って行ったのですが、失敗ポイントは2つ。

ピアスメガネ

これは受付の職員さんが、「大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれない(責任は取れない)」とおっしゃり。

ピアス→「ふさわしくない写真の例」に、「大きなアクセサリーをつけているもの」と書かれているから。私のピアスは大きくはありませんでしたが、万が一、書類を県の審査の方に送って、NGとなり送り返されたら、やり直しになり受け取るまでにもっと日数がかかる。

メガネ→眼鏡をしている場合、海外の国によっては入国審査官が止めて問題になることもあるかもしれない(ないかもしれない)。

パスポート更新 証明写真 注意事項

ピアスもメガネもない方が、諸々すんなりいって安全ではある、との職員さんの説明。すんなり発行されないのは嫌だし、としぶしぶ写真を撮り直しに行きました。メガネを外して撮ったので、よく見えないため、目線の泳いだ変な写真を10年間使うこととなりました。

パスポート更新の本人確認書類

パスポート更新で使える本人確認書類は、
・今のパスポート(失効後6ヶ月以内までOK)
・運転免許証
・マイナンバーカード
・身体障害者手帳
など

今のパスポートを更新に持っていくので、追加の身分証明書は求められませんでした。

パスポート更新手続き費用

パスポート更新料金

10年パスポート更新料金
国への手数料14,000円+県への手数料2,000円=16,000円でした。

現金で、市役所にある自販機で14,000円の印紙を購入して(クレジットカードは使えない)、窓口で手数料2,000円を払いました(窓口は確かクレジットカード使える)。

ちなみに、5年パスポート更新料金は、9,000円+2,000円=11,000円だそうです。

パスポート番号は更新すると変わる

最後に、驚いたのがパスポート番号は、更新したら全く別のものに変わるとのこと。

海外のIDカードのように、一生同じ番号を引き継げないんですね。身分証明の番号は、一度発行されたら同一のものがずっと続くのかと思っていたのですが、パスポートは更新してしまうと変わる。

となると、海外でビザ手続きなどをする場合、途中でパスポートを更新すると番号が変わってしまうので、困るのでは??と心配になりました。

まとめ

パスポートの更新は残り期間が1年未満になった時から行うことができます。通常、期間は8営業日かかり、即日発行はありません。申請受付は平日のみですが、受け取りは週末も開いている役所もあります(ただし印紙の購入が平日のみだった気がします)。

パスポート更新手続きに必要なものは基本3点(プラス2点)
(1)申請書
(2)写真(3.5cm×4.5cm)
(3)今あるパスポート(=本人確認書類にもなる)

人によって、プラス2点。
・戸籍(氏名や本籍の変更がある場合)
・住民票の写し(自分の住民登録している場所以外で申請する場合)

パスポート更新手続き費用
10年は16,000円
5年は11,000円

写真は、アクセサリーやメガネは無しの方が無難!10年間これか〜・・・という写真になるのが嫌な方は、しっかり申請用紙の説明を読んだ方がいいですね。

最新の正確な情報は、外務省の「日本国内及び海外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類」をご確認ください。

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