一生自我が散らかったまま拡散しまくっている中年

messy situation 学び

本に「自我同一性(アイデンティティ)の確立」の説明がありました。自分は自我同一性が確立できてなくて、とっ散らかってることを確認しました。

1950年にEriksonさんが説明してくれたことによると、

「自分ってこんな人」と大人になるまでに作り上げたと自分像と、青年期に職業に就くという実態的で周囲に認められる自分像が一致すると、「自分はコレでいいのだ〜」と自信を得て「自我統一性が確立」される。けど、それがうまくいかないと、社会的役割を決められず将来展望のなさ、という「自我同一性の拡散(Identity diffusion)」状態になってしまうわけです。

私じゃ〜!もう青年期すぎてすっかり中年期なのに、まだくちゃくちゃに散らかりまくっています。

職業とは、他人に対する自分の存在の意味であり、周囲の人々から見た自分であると。その自分が、自分で作り上げてきた自分と一致して、かつ自分にとって重要な他者に認めら得ることが重要なのだと。それが経験できると、自我同一性の達成へと至れると。

とっ散らかっている自我同一性の拡散の人は、連続性/continuity(過去も未来も自分の人生を歩のは自分だよ)や斉一性/sameness(自分は一貫して自分だよ)の感覚が得られず、自分にとって重要な決定を先延ばししたり、他人の決定に言われるがままに従ってしまったりすることに陥ってしまう。

参考文献
谷口明子(2007)教育心理学, 76-77

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