突出した特徴をあるがまま受け入れる同士が一緒にいられる

突出した特徴について、あるハイパーアクティブな友人を見ていて、おもしろいなと思ったことを書きます。

ハイパーアクティブな友人

私の相方はかなりのんびりさんです。相方の友人は、今で言えばADHDと言われるのか、躁状態と言われるのか、ノンストップな人です。

端から見ていると、全然似た物同士に見えず、何が共鳴して友人関係を築いているのか、不思議な2人です。しかし彼らは10代から続く長年の友人関係を築いています。

その友人は、ずっとフルパワーですか?興奮してるんですか?っていうくらい、パパパパパパーーーーっと動き、止まりません。

この友人が、うちに泊まりがけで遊びにきてくれた時、彼は早朝の飛行機に乗るため早起きが必要なわけですが、普通このくらい前に起きれば間に合うよね、と想定する時間よりもずっと前に起きて、3時間くらいしか寝てないと言っていました。それでも、疲れた様子も見せず、サイクリングに出かけ80kmほど山を走破。その夜はさすがに疲れてゆっくり寝るのだろう、と私は思っていたのですが、23時に寝て朝4時にはもう起きていたと言うのです。

え?4時?「二度寝しないの?」と聞くと、睡眠はいつも5時間くらいが限界で、それ以上眠れないと。「私たちが起きてくる朝7時まで、3時間何してたの?」と聞くと、ハムスターのように部屋の中をくるくる動き回っていたと。

止まれない人もいる

8時間睡眠がいいなんて世の中で言われていたって、彼は5時間以上寝れないのです。そしてそれでも元気というか、ノンストップで動き回るのです。疲れたとかは決して口にしません。

私は驚愕で目を丸くして彼を見ていたのですが、彼は平然とまた80kmサイクリングに出かけました。

とにかくずっと元気、ずっとおしゃべりもできるし、体も動くし、、、パキパキし続けているのです。ノンストップ。

私は見ているだけで目が回りそうです。私の相方はペースが絶対違うはずなのに、そんなハイパーアクティブな彼を普通に扱うというか流していて仲良くいられるわけです。

この友人を見ていて、あーーーこの人はこういう人なんだよな、それをそのまま受け入れられる人が友人になるし、家族になるんだし、彼はそのままで素晴らしいんだなーって、思いました。無理な人は一緒にいなければいいわけで、彼が彼の振る舞いを変える必要はないわけで。

そのままで受け入れる

注意欠陥があるのかは知らないのですが、明らかに多動、ハイパーアクティブ。とにかくエネルギーがすごいのです。止まらない。きっと止まれないのだろうな、とも見えました。エネルギーを燃やさないときっとやばいのではないかと。

だからサイクリングで何十キロも時には100kmも走り、ジムは週5回仕事前の早朝に行っていると。汗をかきたくない私からしたら想像を絶する活動量です。

そして彼の友人である私の相方は静か、スロー、活発な友人とは対照的に見えます。のんびりな相方は、ぼんやりしている面もあり、モノがどこにあるかいつもわからなくなり、いつも鍵どこ?携帯どこ?身分証どこ???となってます(注意欠陥?)。

私はそれに「またぁ?」とイライラしてしまうのですが、ハイパーアクティブ友人は、逆にジッと待っていたのです。どこ?どこ??となっている相方を、イラッとする様子は皆無、ジッと待っていたのが、私は驚きました。

友人に、「あなたは10代の頃からこの人と友人だけど、昔からこう?」と聞くと、「15歳前後から知ってるけど、ずっとこうだよ」と微笑むだけでした。

はーーーーーーーーーー!お互いあるがまま受け入れてるから、何十年も友達なんだなーーーー!突出した特徴をあるがまま受け入れる同士が一緒にいられるのだなと、少し理解した気がしました。そして、のんびりさんに寛大なハイパー友人がちょっとカッコよく見えました。

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