仕事を辞めたいとずっと言っているのに辞めてない問題を臨床心理士さんに相談してみました – カウンセリング30

仕事を辞めたいと言いながらずっと辞めてない問題 カウンセリングを受ける

もし1ヶ月後に死ぬなら、今の生活(ライスワークに時間も気力も奪われる)のままでは過ごすのは絶対イヤだ、このまま死んだら「あ〜いやなことなんてさっさとやめとけばよかったのに」と後悔するという思いがずっと頭をもたげています。

時間はあるのにずっと疲労感で思うように動けず、自分にうんざりしていたので臨床心理士さんに相談してみました。

今の仕事を辞めたいとずっと言っている

生活していくためにお金は必要ですから、仕事が日々の最優先事項になっていますが、ライスワークなので、我慢と引き換えにお金を得ている感覚に、いたたまれなくなります。

もしこのままで今死んだら、なんで他にやりたいことがあるのにやらずに時間を費やしてしまったんだろう、と後悔でしかありません。そんなことを自分はしばらく言い続けてるのですが現状は変わっていないわけで、同じことを一生言いつつ、あっという間に死ぬ。と焦りを感じます。

急に辞めると不安になったりお金に困ったりする大変だから、“徐々に準備して、辞めた方が良い”、と周りから聞くため、いつもなら私は逃げるように仕事を辞めるのですが、その方が良いやり方なのだろうと踏みとどまっています。

それでもいたたまれず「もういやだ、辞めようと思う」ということを相方の前で口にしたことがあるのですが、「そのあとのプランは?」と聞かれたことに対し具体的に答えられず、やっぱり先のことを考えられない私は辞めてはいけないのか、、、と止まったままです。

しばしば、“いきなり海に飛び込むのではなく、足のつくプールで練習して・・・”という例えを聞きますが、私は今まで真っ裸で崖から海に飛び込むやり方をしてきているので、よくわからないのです。

徐々に微調整ができない

以前、カウンセリンでも、私は考え方が極端(ゼロヒャク)だから「微調整できるようになるといいですよね」と言われていました。ごもっともであり、正しい・正しくない、だけではなく考え方には選択肢がたくさんあるということは理解できるようになりました。

今の仕事を辞めたいという話も、例えば、仕事量を減らしながら、とか、休みをもっととりながら、とか微調整の方法はあるのはわかります。実際に、1ヶ月ほど仕事先を減らしてみたりしましたが、それでも心の余裕は生まれず、私は臭い濡れ雑巾をかぶったままな感じで、心身は晴れませんでした。

私は何かを徐々に減らしながら、新たなものを徐々に増やしていく、というのが得意ではない、という話をカウンセラーさんにしました。一気に辞めることに不安もないし、そのほうが勢いよく次のことに注力ができ、成果も見えやすいように感じるからです。

私にとって仕事を減らしても(微調整をしても)、仕事は無くなったわけではないので、それを気にしないことができないのです。微調整して仕事の量が減っても、並行して他のやりたいことをやるとなると、同時進行で気にすることの総数が増えるので、負担に感じるのです。

この、同時進行すると気になることが増える、と伝えたら、カウンセラーさんは「微調整について考えるのは一旦置いておいてください」微調整は私に合わないやり方かもしれないとおっしゃいました。

一旦やめて、落ち着いてからの方が動きやすいという人もいるので、自分に合った方法をやったほうがいいのでは?と提案されました。

仕事が全てな人は仕事を辞めると危険

カウンセラーさんは「仕事をいきなり辞めるのは心配だ」と言うことがあるのは、“仕事=自分の価値”と思っている人には危険だからだそうです。仕事が全部無くなったら、そういう人は全くやることがなくなるので危ないのだそうです。だから、全て一気に辞めずに微調整を、とアドバイスするそうです。

そのため、カウンセラーさんに、なぜ私は仕事をしているのか?と質問されました。

以前私は、仕事はないわ収入はないわ、かと言って学生でもなければ、やりたいことを追いかけているわけでもなかった時に、人から「何をやっているの?」と聞かれると、言えることがなかったので、せめて、何か言えるために仕事をしていないと恥ずかしいと思っていました。

今は、やりたいこともいくつか考えられるようになり、わたしにとって仕事が全てなわけではないと答えました。ただ、やりたいことはあるが、収入がないとマズイというとらわれがあります。でも、貯金を切り崩しながらしばらく生きてもいいわけですし、仕事を辞めたところで死にはしないのです。やりたいことをやってみたら、やっぱり違うなと方向転換するかもしれないし、やっぱり稼がないと不安だなと思えばまた仕事を始めればいいだけなのです。

ライスワークに時間も気力も奪われて人生があっという間に終わる問題まとめ

30回カウンセリングを受けてきましたが、私の思い込みか、なぜかカウンセリングでは精神状態や心境、不調などを話すべきで、仕事という具体的なトピックについては、ただの悩み相談になるようで、不適切だと思っていたふしがあります。今回、自分の価値観や傾向を知る上で、話しても良いのだと、気づいた感じです。

仕事に対する判断や、自分の人生の選択に行き詰まっていること、それをそう思う私の理由は何なのか、考えることができてよかったです。

以前よりは自分を客観視できるようにもなってきたかもしれない、と思った感じです。客観視の意味がわからなかった自分からは進歩です。

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