複数の人と話すことが苦手で、困っていることについて心理士さんに相談してみました。
自分は一対一であれば、割と冷静に会話ができて、苦ではないのですが、複数の人となると全くうまくいきません。
焦って本意ではなかったことを言ってしまったり、後からああなんであんなふうに言っちゃったんだろう、ああ言えばよかったこう言えばよかったと後悔をこね回してしまいます。
困っている状態:複数の人との会話で焦らず簡潔に喋れない
- 話を聞いているだけならいいが、自分に会話が振られるとうまく喋ることができない。
- 複数の人が待っている、待たせているから早く何か言わなければならない、と焦る。
- 焦って急いで言葉を口にするので、本意とは違うことを言ってしまうことがある。
- 本意と違うことを言っているのを軌道修正しようとして、さらに立て続けに言葉を口にしてしまう。
- 本意と違うから、正確に説明しようとして、回りくどくなり、話が冗長になる。
- 質問されても自分がいったい何が言いたいのかわからない。即答できない。
- ざっくりした質問だと具体的に何を聞かれているのかがわからないこともある。
- 究極、言葉が出ない時は相手に申し訳なくなり自分が情けなくなり泣いてしまう。
カウンセラーさんの助言
カウンセラーさん:
焦ってパニクって多弁になり、連続射撃のような状態になっているのかなと想像しました。
正確に答える、一発で相手の求めているもの相手の受け取りやすいものを言うことはできないという前提でいてください。
少しでもかすっていれば良いくらいの感じで。
多弁になっているのに気づいたら、一旦ストップしてみましょう。
相手の反応が見えるくらい余裕があったら良いのですが。
私:
なんて言ったらいいかわからなくて、「私のことはいいんで飛ばしてください」とは言えないし、黙ってるわけにもいかなし、そんなのだったら、来なければいいってなってしまうので。
黙ってたらわかんないでしょう、って相手に言われたこともあって。
だからとにかくとりあえず何か発さなければ、と思って、焦って色々口走ってしまうんです。
カウンセラーさん:
「正しく説明しなければ」と思うと要点(自分の言いたいこと)から離れてしまうので、焦点を絞って話すようにしてみたらいかがでしょうか。
話していて、「いったいこの人何が言いたかったんだろう」となってしまう人っていますよね。
まず主語と動詞、例えば「私が何をする」だけに絞るのです。
正確に説明しようとすると、色々焦点が移ってしまいます。
今、私が相手に聞かれているのは何か、主語と動詞だけに、自分が何を言いたいのか要点を絞ってみましょう。
パニクってしまう時には、まず、自分の状態を言ってみるのも一つかもしれませんね。
「ちょっとわかんなくなっちゃった」とか「ちょっと考えさせて、あはは」とか。
何も言わないと、黙っていると相手はあなたがどう言う状態かわからないから、あれ?ってなるので、まず、どういう状態か言う。
人との会話の練習方法
人との会話を練習する方法もあります。
テレビとか人が話しているのを見るんです、例えば、ニュースキャスターが何かを説明しているのを聞いて、それを自分で要約して言ってみるんです。
どれだけその人の話を聞いて自分が理解しているかわかります。
人の話を聞くコツが見えてくる、全体をまとめるコツが。